園見学って必要?なにを見たらいいの?
保育園への就職、転職を考えたときに、ミスマッチをなくすためには、その園のことを少しでも知りたいと思いますよね。見学に行くとわかることがたくさんありますよ。
見学の後にそのまま面接を行うことも多いです。園の担当者やエージェントと相談してみてくださいね。
”なにを見るか””なにを聞くか”を事前に考えて準備をして臨むと、より有意義なものになります。
この記事では、私が保育士経験を積んでから、転職時に園見学で実際に確認していたことを5つ紹介します!
1.環境設定、安全管理
見学に行ったときには、自分がこの環境で保育することを想像して、安全に保育ができる環境かを、必ず見ています。
具体的には、
- 子どもの手の届くところに危ない物はないか
- 転落しそうな場所はないか、またはきちんと対策がされているか
- 手を挟みそうな場所はないか、またはきちんと対策がされているか
- 使っている棚や机、椅子、サークル等は適切か、または配置に危険がないか
小規模園は特に”おうちのような”と謳っているところも多くあります。ですが、安全を確保する環境設定においては、子どもが集団で過ごす場であることを念頭に”おうち”ではなく、あくまで保育の場である必要があると私は考えます。
保育用品をしっかりと使って安全な環境が整っていると魅力大です!
衛生面も同時に確認します。
2.子どもとの関わり、保育者同士のやりとり、訪問者(自分)への対応
まずは訪問者(自分)への対応がわかりやすいですね!
担当者はみなさん感じ良くしてくださることが多いですが、その他の保育士に日頃の雰囲気が表れると感じます。場面によりますが、「こんにちは」とお互い明るく挨拶できると好印象ですね!
保育者同士のちょっとしたやりとりにも注目です。
私が以前見学に行った際には、保育士たちから園長への当たりが強く、人間関係が上手くいっていないことがひしひしと伝わってきたことがあります。どの園も多少なにかあるかとは思いますが、見学者がいるときにも滲み出てしまうのは考えものですよね。
もちろん、子どもとの関わりも見ることができると良いですね♪
ここでも、自分がこの中に入っていきいきと働いているところを想像できるかがポイントです!
3.おもちゃや絵本の種類、配置
置いてあるおもちゃや絵本を見ることで、その園の保育観がよくわかるように思います。
自分がしたい保育に合ったおもちゃや絵本が置いてあるか、また配置はどうかも見ておきましょう。
ある程度は仕方ないですが、ボロボロすぎるのも心配ですね。破損して誤飲や怪我の可能性もありますし、よほどおもちゃに予算を割いていないのかなと感じます。
乳児クラスであれば、誤飲の危険性があるサイズのものがないかも見ます。トイレットペーパーの芯を通る大きさのおもちゃは危険です。
4.壁面、掲示物
壁面は、少なくて良いと思います。あるとしても、ラミネートして、繰り返し使えるようになっていると良いですね。こだわって毎回作っていると、無限に仕事が増えていきます。
業務は効率よく行い、良い保育をすることに注力したいですね!
おたよりやお知らせなどの掲示物を見るのも、日頃の様子が感じられるかと思います。
5.園庭、公園
園庭の有無はまず確認しますよね。
その園庭の使い方も確認した方が良いかもしれません。幼児クラスと乳児クラスは同時に使うのか(安全確保できる?)、場所が分かれてるのか、時間が分かれているのなら例えばどのようなタイムスケジュールかなど。
そして、お散歩でよく行く公園をいくつか教えてもらいましょう!
お散歩MAPがあれば見せてもらえるといいですね。
見学の帰りに、お散歩でよく行く公園まで歩いて行ってみるといいかと思います。
子どもと歩いて行ける距離に、安全に楽しく遊べそうな公園が複数あると嬉しいですね。
園庭がない園が増え、公園の混雑が予想されるので、候補がいくつかあると安心です!
以上、就職・転職時に園見学で確認していたこと5つ!でした!
担当の方とコミュニケーションを取りながら、少しでも判断材料を集められると良いですよね!
自分の直感も大切にしながら、たくさん考えて、良い職場に出会いましょう!